<ぶらり天草>
天草は九州本土と天草五橋と呼ばれる5つの橋で結ばれ
青い海に囲まれた大小120余の島々からなる諸島です。

熊本(桜町バスターミナル)から天草市役所前までバスで2時間半
更にレンタカーで40分・・・片道3時間以上・・・遠かった・・・
<天草のア津集落>
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の1つ
キリスト教が禁じられている中で
日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた
潜伏キリシタンの証となる遺産群。
潜伏キリシタンの伝統の歴史を語る上で必要不可欠な12の資産で構成されています。
<ア津教会>
天草のア津集落は、禁教期に潜伏キリシタンが信仰を続ける中
白蝶貝のメダイやアワビの貝殻内側の模様を聖母マリアに見立てて崇敬するなど
漁村特有の形態で信仰を続けた集落です。
ア津教会は羊角湾のそばに建つことから「海の教会」とも呼ばれているそうです。

※残念ながら内部は撮影禁止でした。
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ア津教会 |
「海の教会」とも呼ばれている
ゴシック様式の教会
(内部は国内でも数少ない畳敷き)
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ア津集落 |
禁教期において
仏教、神道、キリスト教が共存し
漁村特有の信仰形態を育んだ集落
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ア津資料館みなと屋 |
「天草のア津集落」の
歴史を紹介する資料館
柱に隠し崇敬したとされるメダイ
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ア津諏訪神社 |
潜伏キリシタンはこの神社の氏子となり
参拝の際には密かにオラショ(お祈り)
を唱えていました。
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紋付屋旅館跡 |
海側に玄関と船着き場を持つ旅館の跡地
司馬遼太郎や野口雨情、菊池寛などの
多くの文化人達が訪れた旅館
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海上マリア像 |
1974年に建てられた
キリスト教信仰のシンボル
(夕陽展望デッキからの眺め)
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大江教会 |
キリスト教解禁後に最も早く建造
「丘の天主堂」と呼ばれる
白亜のロマネスク様式教会
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